本事例は、OA機器用のツマミネジ部品となります。

特徴としては、頭部がφ14と大きいにもかかわらず、軸部がM4ネジとなっている点が挙げられます。
そのため、製造過程で頭部が飛んでしまうリスクのある製品でした。

このように、頭部が飛ぶリスクのある製品に関しては、切削加工で製造される場合がほとんどですが、当社では頭部の首元と軸部をつなぐ部分にテーパーをつけることで2D3Bと転造のみで製造することが出来ました。

結果、切削レスを実現することで、部材ロスの削減や製造時間の短縮につながりコストダウンを実現しております。

「冷間鍛造・VA/VEセンター」を運営する株式会社アライパーツは、年間130件を超えるVA/VE提案により培われた高い設計ノウハウを有しております。他社で切削加工を用いて製造されている製品に関しても、工法・形状提案による切削レスでの製造が可能です。
コスト面でお悩みのお客様がおられましたら、ぜひ当社にお声かけください。