本事例は、OA機器に使用される高精度ピンです。

用途は、樹脂にインサート成形され、締結部品の役割を果たします。ポイントは抜け止めの為のワッシャがピンに一体成形されている点です。これまではワッシャとピンの2部品構成でしたが、今回一体化をさせています。

また、ピンの先端には挿入をする際の案内としてC面取り（45度）を施しています。このような組立性を考慮した細かな加工にも当社では対応が可能です。

加工工程としては、2D3Bのヘッダー機による冷間鍛造後、溝部切削およびM6ネジ転造を行っています。

「冷間鍛造・VA/VEセンター」を運営する株式会社アライパーツは、本製品のような2部品構成の製品を一体化するご提案が可能です。また、ネジ加工や精度を出すための切削加工なども一貫して対応し、高精度なピンの量産も可能です。お困りの案件がありましたら、アライパーツにお問い合わせください。