金属製コネクタの工法転換を提案した事例です。ソケット側の部品で、合計6か所のスリットの弾性を活かすことでピンを保持する構造となっていました。その為、このスリット形状を実現する為にスリワリ加工が必要であり、これまでは外径の切削加工に加え、フライス盤によるスリワリ加工を最低でも3工程を必要としていました。
しかし、全切削による加工は加工コストならびに材料ロスも多くなるため、ロット数が増えるとコストアップにつながり、工法の見直しが必要でした。
そこで、冷間鍛造+一部を切削加工とすることで同形状が実現できる様、成形プロセスの考案・金型開発を当社で手掛けました。
結果、多段式のパーツフォーマーによる冷間鍛造+一部切削で全切削と同等の製品を実現することに成功しました。成形プロセスは一般公開できない為、イラスト掲載も控えさせていただきました。
今回、この工法を採用することで、約60%の大幅なコストダウンに成功しています。同様の形状でコストダウンを検討中の方は当社にお問い合わせください。
当社が得意とする、切削から冷間鍛造へと置き換えを行うVA事例のご提案です。
工法転換に関するお困り事がありましたら、冷間鍛造・VA/VEセンターまでお問い合わせください。
冷間鍛造用金型の設計・開発力と、9段式のパーツフォーマーをはじめとする100台超の各種製造設備でお困り事を解決いたします。
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