本事例は、自動車シート部品用カムシャフトです。

特徴としては、写真にある通りカムのような形状を持つ点と、軸部にインボリュート形状を持つ点が挙げられます。

従来はカム・軸の2部品で構成される製品でしたが、当社でパーツフォーマによる一発成形をご提案し、部品の一体化を行うことでコストダウンを実現しました。
加えて、つば部がカムとして利用されるため、破断面が極力でないように抜き工程に工夫をすることでお客様の求めるスペック・性能を満たす製品提供を実現しました。

「冷間鍛造・VA/VEセンター」を運営する株式会社アライパーツは、多段式フォーマーを複数保有し、自由度の高い成形プロセスを提案し、金型に反映することで、複雑形状もフォーマーのみで成形する事例も多数ございます。本事例のような自動車部品の冷間鍛造にお困りの方は、アライパーツにご相談ください。